タシケント

タシケント観光情報

近代化がすすむウズベキスタンの首都タシケント

近代化が進み、ビルが立ち並ぶ首都タシケント。整備された大きな道路を多くの車が走る中央アジアでは大都市と言われ、人口約250万人。そんなタシケントでは地下鉄があり、町中簡単に移動することができます。

シルダリヤ川からの水量のおかげで、緑も多く、広場も多く、タシケントシティ呼ばれる近代的なエリアでは、高層ビルの建設ラッシュです。
一方、旧市街にはイスラム教のメドレセや大きなバザールもあり、中央アジアらしい風景も見られます。

独立記念広場やメドレセの他、第二次世界大戦後、日本人捕虜が建てたナボイ劇場、そして近年開発がすすむタシケントシティや若者に人気なブティックやカフェが観光の見所です。

タシケントの見どころ

ナヴォイ劇場

日本ではあまり知られていないウズベキスタンと日本の絆の劇場。
ナヴォイ劇場は1945年から1947年にかけて、第二次大戦後にタシケントに捕虜として連れてこられた日本人抑留者によって建設されました。
1966年のマグニチュード8の大地震では、周りの建物が破壊した中、この劇場は崩れることなく、避難所として使われ、多くのウズベキスタン人を救ったことで日本人の建築技術の高さが語り継がれています。
​1400人を収容する大きな劇場で現在もバレエやオペラなどを鑑賞することができます。

日本人によって建てられたナヴォイ劇場の中

日本人墓地

第二次世界大戦後に捕虜として抑留された日本人の墓地。ウズベキスタン人の墓地の一角に、この地で亡くなった79名の日本人が眠っています。
近くに日本人抑留者に関する資料館があり、スルタノフ氏によって集められた数々の写真や資料が展示されています。

タシケントの日本人墓地の慰霊碑

バラク・ハン・メドレセ&ハズラティ・イマム・モスク

16世紀に建てられてた神学校とモスク。
モスクの南西にあるメドレセには世界最古のコーランが展示されています。
神学校の中はお土産屋になっており、タシケントで工芸品を買うにはおすすめの場所です。

タシケントにある両側に2つのドームをもつイスラム教のバラク・ハン・メドレセ

チョルス―バザール

タシケントの一番大きなバザール。食料品から日用品、洋服や伝統的な布などすべての物がそろうと言ってもいいほど大きなバザールです。地下鉄の駅からもすぐなので、便利で買い物もしやすいです。
ドームの中には食料品が売られています。
ウズベキスタンの伝統的な布 “Adras(アドラス)”をマルギランで買えない人にとってはおすすめの場所です。
また陶器などのお土産ものも買うことができます。
月曜日は多くのお店が休日なので注意が必要です。

タシケントにある青いドームのチョルスバザールの

タシケント・パロフ(プロフ)センター

大きな鍋でたかれるプロフを見てみたいならこの場所、パロフセンター。
驚くほど巨大な鍋に肉やにんじん、お米が豪快に入れられ、パロフを作るシーンを写真に納められます。
一番大きな鍋は3トン、その他1トンのパロフを作る鍋4,5個で作っています。お昼前に行くのがベストタイミングです。

大鍋で炊き込み飯パロフを作る料理人

タシケントの地下鉄

ソ連時代に建設されたタシケントを走る地下鉄は各駅にテーマがあり、それにあった装飾がされ、芸術性があると世界でも取り上げられています。
少し前までは地下鉄構内での写真撮影が禁止されていましたが、解除されたため、観光客は地下鉄乗車体験をしながら、各駅の装飾を楽しんでいます。
地下鉄の入り口とエレベーター付近は撮影が禁止されているので、注意が必要です。

コットンの電気カバーとタシケントの地下鉄

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