ウズベキスタン観光では、長距離の移動は列車を利用することが多いです。
タシケント、サマルカンド、ブハラなど観光にうってつけの都市は列車が通っています。
しかしたまには、中央アジアの雄大な自然を味わえる車の旅もよいものですよ。
サマルカンドから西へ
サマルカンドを出て西に向かうと、日本では見られない光景の数々に目を奪われます。


またウズベキスタンでは様々な作物を栽培しています。広大な果樹園や山盛りの果物が道ばたで売られる様子も、車でしか見られない情景です。新鮮なぶどうを買ってつまみながらのドライブなども手軽にできます。
何よりも、広がる地平線と青い空のコントラストの美しさ、時折霞の先に連なる乾いた岩山の神々しさは一生心に残ること間違いなしです。
突如現れる水の恵み、アイダール湖
一本道をまっすぐに進んでいると、遙か彼方に蜃気楼で青く広がる何かが見えることがあります。
それが、ウズベキスタン第二の大きさを誇る湖、アイダール湖です。

乾いた大地に見慣れた目には、豊かな水の恵みがひときわ美しく映ります。
この湖はソ連時代に偶然できた湖ですが、今は澄んだ水を浴びられるバカンスの避暑地として、また二重内陸国ウズベキスタンでは貴重な魚の住む場所として知られています。
遊牧民のテント、ユルタで忘れられないひとときを
1日走った後は、遊牧民の伝統的住居ユルタで疲れを癒やしましょう。
モンゴルなどでの名称、ゲルはご存知の方も多いと思います。

ユルタの近くでは、らくだに乗ることもできます。
数百キロの荷物を載せ、決して砂に足を沈めることなくキャラバンを支えてきたらくだ。
優しい目をした彼らの背中に乗せてもらって、特別な夕陽を見に行きましょう。

おいしい夜ご飯の後は、満天の星の下でたき火を囲み、伝統楽器ドゥタールの神秘的な音に耳を傾けられます。歌うような風の音と火のはぜる音、語り部の声は、ずっと昔からこの大地で生き続けてきたような気持ちにさせてくれます。

早朝目が覚めて朝日を眺めれば、悠久の時を超え、かつての旅人やキャラバンと同じ旅路をたどってきたことに気づくはずです。

ウズベキスタンは、都市の観光地は1人でも旅しやすいことで有名です。
しかしときには、シルクロードの旅路を追体験する、そんな旅行もいかがでしょうか?
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