ウズベキスタンにはまだ未開発な土地がたくさん。日本の面積の1.2倍の土地に人口3350万人。関東全体の人口よりも少ない人口が住んでいることとなります。
さて、今回は国内旅行として人気が高まっている「アイダルクル湖」に家族で行ってきましたので、ご紹介します。
家族旅行の様子は Youtube「Uzbek Channel ウズベキスタン暮らし」でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
サマルカンド近郊のぶどう畑
ヌラタ地方に属するアイダルクル湖は、サマルカンドから北に位置します。車で約4時間。途中には農場が広がり、たくさんのフルーツ畑や羊、牛、馬などの家畜にも遭遇します。
今回は8月に訪れたこともあり、途中のブドウ畑では収穫時期。ウズベキスタンではドライフツールがたくさん売られていますが、中でもレーズンはこのサマルカンド近郊の畑から収穫されたものが多いのだとか。
たくさん収穫したブドウを、日干しし、レーズンを作る様子も見ることができます。
スザニで有名なヌラタでお昼休憩
アイダルクルへ向かう途中に必ず寄るのがヌラタのスザニ屋さん。
ヌラタ地方の女性が集まり、スザニ刺繍を縫う教室でもあります。
ヌラタ地方は今でもたくさんの女性が手刺繍のスザニを縫っています。白地に鮮やかな刺繍糸で縫われたスザニ。
さまざまな観光地で販売されているものの多くは、ヌラタかブハラの物が多いのだとか。
一枚一枚、完成したスザニを見せてもらったり、縫いかたを見学することもできます。
スザニファンにとっては何時間でも滞在したくなる場所です。
お昼ごはんをいただき、アイダルクルに向けてまた出発です。
ヌラタからアイダルクルまでは約1時間。途中の景色も、木々の背がどんどん低くなり、半砂漠の姿に変わっていきます。
途中からは半砂漠の中に作られた小道を走っていくと、突然湖が現れます。
アイダルクル湖で水遊び
今回の旅行のひとつの目的である、水遊び。ウズベキスタンは、海がなく、さらに隣の国にも海がないという二重内陸国。ちなみに世界では二重内陸国はウズベキスタンとリヒテンシュタインのみ。海を見たことない人がほとんど。
そのため、湖で泳げることはウズベキスタンに人にとって、夏の楽しみのひとつです。
数年前には宿泊施設も建設したたため、サマルカンドやブハラから、タシケントからなど、たくさんの人が遊びにきます。夏は宿泊施設が満室になります。
午後は水も温かく、泳ぐのに最適。波もないので、子どもも安全に泳げます。
次のコラムでご紹介する遊牧民の住居体験「ユルタキャンプ」と合わせて、ウズベキスタンの長期滞在する方にはおすすめのツアーです。