日本人目線美味しいウズベキスタン料理ベスト5

カザンケバブ

じわじわと注目が集まっているウズベキスタン料理。

エスニック料理好きの人の中では、ウズベキスタン料理教室やレストランにはまり、毎週のように通う人もいるのだとか。

筆者も東京近郊でウズベキスタン料理教室やイベントを行なっていましたが、最初は未知だから試してみたいというお客様が、どんどんウズベキスタン料理の虜になっていく姿も幾度と見てきました。

今回は料理教室で好評だったウズベキスタン料理ベスト5をご紹介したいと思います。

1. パロフ(プロフ)

ウズベキスタン料理の主役とも言えるパロフ(ロシア語でプロフと呼ばれていますが、あえてここではウズベク語で記述します)。紀元前にアレクサンドロス大王が現在のウズベキスタンでパロフを食べた記述が残っているほど、深い歴史をもつ料理です。

ウズベキスタンのプロフ

日本でいう「ピラフ」の発祥とも言われています。

様々な国で同じような炊き込みゴハン、ピラフのような料理がありますが、ウズベキスタンのパロフは基本の具材が人参、肉、お米。そして地域によって、また家庭によって、ニンニク、ひよこ豆、レーズン、唐辛子、レモン、トマト、うずらの卵など様々なトッピングが加えられます。

タシケントのパロフセンター
タシケントにあるパロフセンター

大量の油に肉、人参を炒め、上からお米と炊いていきます。

サマルカンドやブハラのパロフは作るときも盛り付けるときも具材とお米を混ぜないことが暗黙のルール。

ウズベキスタン料理とのテーブルコーディネート

対してタシケントから東側は作るときから混ぜ合わせます。

ウズベキスタン人の中でもあり、パロフに対するこだわりは強く、どの家庭のパロフが美味しい、いつのイベントのパロフは美味しかったなどと永遠に語られます。

味付けは基本、塩とクミンでなぜか病みつきになる美味しさです。

ウズベキスタンに旅行した際には必ず一度は食べてみましょう。

2. サムサ

ウズベキスタンのファストフードの役割をもつサムサ。インドにはサモサと呼ばれる揚げパンありますが、ウズベキスタンのサムサはパン専用のタンディルと呼ばれる窯で焼きます。

窯で焼かれるサムサ

基本の具材は肉と玉ねぎ。また味付けは塩とクミン。

パン生地やパイ生地に包み、焼き上げます。

パン生地も美味しいのですが、おすすめはパイ生地。

香ばしくカリカリ、パリパリな食感がたまらなく美味しいのです。

サマルカンドのサムサ

トマトソースやお酢をつけて召し上がります。

観光地の道端やバザールなどで売られているので、ランチの時や小腹が空いた時におすすめです。

3.シャシリク

夏がものすごいウズベキスタン。乾燥していることもあり、喉がすぐカラカラに乾きます。

炭酸水、時には旅の開放感からビールなどと一緒におすすめなのが、シャシリクです。

肉の串焼き

串に刺さったお肉たち。レストランやチョイハナと呼ばれるカフェで炭火焼きされています。

前を通り、匂いがするだけで、食欲をそそられます。

じっくりと炭火で焼かれたシャシリクは、男性にも女性にも抜群に人気。

観光地の夜のレストランでもシャシリクがバンバン売れていきます。

羊肉、牛肉、ひき肉のシャシリクとともに、新鮮なトマトやキュウリなどと一緒に食べるのがおすすめです。

4.カザンケバブ

上記のシャシリクが肉メインの料理だったのに対し、肉プラスじゃがいもを焼いたカザンケバブ。

実は地元ウズベキスタンの人々に人気な料理です。

ウズベキスタンは太陽の恵みを受け、無農薬野菜がとても美味しく育ちます。

じゃがいもも味が濃く、じゃがバターなどでも自然と美味しく出来上がります。

カザンカバブはまさにじゃがバターに似た、ホクホクなじゃがいもと肉を焼き蒸した料理。

カザンケバブ

長時間かけて、肉やじゃがいもを柔らかく焼き、蒸します。

ウズベキスタンは同級生が集まる男子会が月一度行われることが多いのですが、男性が作る料理の一つと言えば、このカザンケバブ。

またBBQの時などアウトドアでも男性が作る定番の料理です。

5.ラグモン

ウズベキスタン料理教室でとても人気があったラグモン。

うどんのような手打ちの麺はコシがあり、手作りの美味しさが口の中に広がります。

麺料理好きの日本人には絶対に一度は食べてもらいたいウズベキスタン料理です。

ラグモン

スープはトマトベースに、細かく切ったお肉や野菜がゴロゴロと入り、スープだけでもパンにつけて食べたくなるほど。

スープのラグモンと、焼きラグモンがありますが、焼きラグモンは少し油が多めです。

また普通のラグモンとウイグルラグモンの2種類があり、ラグモンのルーツとなっているウイグルラグモンの方がおすすめです。

残念ながらサマルカンドでは美味しいラグモンのお店は見つけられておらず、ぜひタシケントで食べてもらいたい料理です。

まとめ

ウズベキスタン料理を毎日のように食べるようになり十数年。

観光客や料理教室のお客様からの反応で日本人の好きなウズベキスタン料理ベスト5を記述させていただきました。

もちろんウズベキスタンにいらした時に、観光地にあるレストランで食べるのもある程度ウズベキスタン料理を堪能できるかと思います。

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